数年前にSNSで知り合った地元在住の人が「この人はすごい」と絶賛していて、本気半分興味半分で占ってもらいました。
新興宗教のような胡散臭さを感じる人でもなかったし、調べたら知る人ぞ知る人だったようで、「妙な勧誘をされるんじゃないか」という不安はありませんでした。
ただTVやインターネットで占星術やタロット占いぐらいならしたことはあっても、実際占い師に会って占ってもらうことは初めてだったので、まずは評判、そして料金、交通アクセスもしっかり調べ、納得した上で電話予約しました。
当時悩んでいたことがいくつかあったので、そのことについて占ってもらおうと思っていました。
待合室で10~20分程待っていたら名前を呼ばれ、緊張しつつドアを開けた瞬間に言われた一言、「ねえ、何であなたそんなに気を使っちゃうの」…。
「ああ、この人はホントにすごいかもしれない」と思いました、と言うのも私は上司や同僚、友人だけでなく、家族にも気を使ってしまう傾向がありました。
それは実際家族からも指摘されていたことで、単に私のために不快な気持ちになってほしくないという気持ちからくるものでした。
ある程度礼儀や心遣いは必要だけど、私はそれが過度だったようです。
その後本格的な診断に入り、その時に名前と生年月日しか教えていないのに、家族のことや普段の行動傾向など次から次へと当てていきます。
恐怖なのか感動なのかわからない震えを感じながらも診断を受け、今悩んでいたことについてもしっかり回答してもらい、お腹にストンと落ちるような納得感を得て帰路に就きました。
予約電話では希望日程と占ってほしいこと、当日は名前と生年月日しか伝えていません、それなのにバシバシ当てていく…。
こんな近くにこんな人がいるのかと、感慨深い一日でした。